≪コンセック製ワイヤーソー油圧モーター≫
スライドブロックに取り付けるためのボルト先端部E型止め輪が
外れてしまって困るとの依頼がありました。
2015.2.追記
画像が手違いで消えてしまいました。
最新の油圧モーターの修理ブログがこちらにもあります。
http://genki-yokohama.com/wp/news/1014/
【1】
早速点検します。 |
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【2】
確かにEリングなのですぐに外れやすい設計です。
更に、ロックブロックも落としてなくしてしまう事もあります。
ロックブロックは¥21000と高価な部品なので困ります。 |
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【3】
ロックブロックが変形していたのでプレス修理します。 |
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【4】
約3tの圧力で修正しました。 |
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【5】
修正後もノロや鉄粉錆をきれいにします。 |
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【6】
ロックボルトのEリング溝に2.5mm穴あけします。
また、ネジ部を2mm位削り落とします。 |
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【7】
M12用ステンレスワッシャー厚み2.0mmを薄くして1.0mmにします。
ロックブロック、ロックボルト、ステンレスワッシャーを噛ませて割りピンで固定します。 |
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【8】
完成して作動テストOK
スライドブロックとのクリアランスが0.5mmくらいしか無いので加工は難しいです。 |
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≪ワイヤーソーに使うかしめ機 EP-300N≫
お客様より、『圧力が弱い気がする』との依頼がありました。
【1】
確かに弱く感じたので分解して点検します。 |
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【2】
錆で分解も困難な状況でした。 |
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【3】
オイルタンク内、ストレーナー部が結まってます。 |
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【4】
ここも分解して清掃します。 |
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【5】
オイルタンク内清掃後、組み付け |
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【6】
オイルタンクを組み付け |
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【7】
圧力調整 リリーフバルブ
分解、清掃して 組み付け |
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【8】
全てを組み直してテストします。
テストOK 完了です♪ |
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≪バースター工法、パワーラム200Vのヘッド部3ピストンシリンダー修理≫
お客様より「シリンダーの油圧が抜ける。」との依頼がありました。
症状を確認した所、外へはオイル漏れ無しの為内部でオイル漏れし、圧力が抜けてしまっていました。
【1】
O/H修理 |
【2】
O/H開始後、錆で完全に固着の為、
メタルキャップを削り取り、シリンダー側メネジも修正。 |
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【3】
新しいメタルキャップをシリンダー側へ仮組み。 |
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【4】
仮組み完了。 |
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【5】
仮組み、メタルキャップを外し
メタルキャップに○リング等を組み付けをしました。 |
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【6】
メタルキャップとピストンを仮組にします。 |
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【7】
メタルキャップとピストン仮組み完了です。 |
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【8】
シリンダー側 メネジにグリスを塗布。 |
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【9】
仮組みしたメタルキャップとピストンをシリンダーへ挿入。 |
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【10】
ピストンがシリンダー内へ挿入され
シリンダー側メネジとメタルキャップがかみ合ったら
メタルキャップを締め込んでいく。 |
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【11】
全てのピストン、メタルキャップがシリンダー側へ挿入を完了する。 |
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【12】
挿入が完了したらメタルキャップとシリンダー側メネジ部に金属用液体シールパッキンを塗布する。 |
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【13】
液体パッキン塗布後
スラストワッシャーをメタルキャップに取付し
ネジ部をシールする。 |
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【14】
O/H作業は完了
ユニットに接続し圧力を加えテストする。
テスト完了OK修理完了♪ |