ワイヤーソー油圧モーターの困った!を解消します。

投稿者 :元さん on

≪コンセック製ワイヤーソー油圧モーター≫ スライドブロックに取り付けるためのボルト先端部E型止め輪が 外れてしまって困るとの依頼がありました。 2015.2.追記 画像が手違いで消えてしまいました。

最新の油圧モーターの修理ブログがこちらにもあります。ワイヤーソー油圧モーターの修理

【1】 早速点検します。
【2】 確かにEリングなのですぐに外れやすい設計です。 更に、ロックブロックも落としてなくしてしまう事もあります。 ロックブロックは¥21000と高価な部品なので困ります。
【3】 ロックブロックが変形していたのでプレス修理します。
【4】 約3tの圧力で修正しました。
【5】 修正後もノロや鉄粉錆をきれいにします。
【6】 ロックボルトのEリング溝に2.5mm穴あけします。 また、ネジ部を2mm位削り落とします。
【7】 M12用ステンレスワッシャー厚み2.0mmを薄くして1.0mmにします。 ロックブロック、ロックボルト、ステンレスワッシャーを噛ませて割りピンで固定します。
【8】 完成して作動テストOK スライドブロックとのクリアランスが0.5mmくらいしか無いので加工は難しいです。

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