Blog — 機械修理
ウォールソー フランジピン折れ 修理
投稿者 :元さん on
≪ウォールソー/フランジピン折れの修理≫ 【1】 シブヤ製ウォールソー修理依頼です。 【2】 見事に折れています。 【3】 スナップリングを外し、フランジ本体をモーター軸から抜き取ります。 【4】 コンクリート ノロだらけでしたので真鍮ブラシで軽くみがき落とします。 【5】 プレス機を使用しフランジ裏側から位置決めワッシャーと共に押し出します。 【6】 折れたピンと位置決めワッシャーを取り出します。 【7】 位置決めワッシャーを挿入し、新しいピンを入れて ゴムハンマー等で押し込みます。 【8】 ピンを交換後、フランジをセンター軸へ戻しスナップリングを止めます。 【9】 交換完了 美しい仕上がりです。
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受け太君の修理
投稿者 :元さん on
≪受け太君の修理≫ 【1】 お客様より受け太君のワイヤーが切れたので修理して欲しいとの依頼がありました。 【2】 見事にワイヤーが切れています。 金属疲労は仕方ないですね。 【3】 ワイヤー巻き取り回転軸より残ったワイヤーを取り出します。 【4】 新しい3mmワイヤーの端部をステンレス半田で処理し穴径に合う様にヤスリで成形します。 【5】 穴径に合ったサイズに加工し軸の中に埋め込みます。 【6】 反対側の端部もステンレス半田処理しワイヤースリーブでかしめます。 【7】 完成です。 様々な修理を承っております。 ご連絡下さい。
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コンセック ワイヤーソーDSM10Aのコントローラーとフィードクランプの修理
投稿者 :元さん on
≪コンセック ワイヤーソーDSM10Aのコントローラーとフィードクランプの修理≫ 【1】 フィードクランプの線を4芯仕様にしているお客様です。 当社は、アメリカンプラグの修理も対応致します。 【2】 既に線が切れています。 【3】 コントローラーは電源根元のSCロックが外れ、ヒューズBOXが壊れて外れなくなっています。 【4】 SCロック外れ画像 【5】 ヒューズBOX外れません。 【6】 コントローラーを空けます。 【7】 ヒューズBOXの内側は半田付けになっています。半田を溶解して外します。 【8】 トランス部の配線を外し電源コードを抜きます。 【9】 ダメになったSCロックを外します。 【10】 電源コード、ヒューズBOXを外した画像。 【11】 コントローラーBOXにSCロックを入れ、電源コードを通し 内側に抜け防止の為タイラップ留めします。 【12】 タイラップ留め部をSCロック内側に当てます。 又、当社はSCロックが外れないように内側ロック部を溶かして接着します。 【13】 ヒューズBOXを交換します。 コントローラーに付けてしまうと半田がやりにくいので コードを出して外側で行います。 【14】 半田付け完了。 【15】 【8】で外したコードを戻します。 アース側はコントローラーBOXにボデーアース、ネジが緩まないようにロックタイトを塗布します。 【16】 SCロック(外側)をロックしてヒューズBOX内にヒューズを入れて完了です。 【17】 コントローラーBOX修理完了です。 【18】 フィードクランプの4芯プラグ内にもノロが侵入しています。 防水をしっかりしないといけません、、 【19】 正しいサイズの丸型端子で配線エンドを処理します。 【20】 プラグ内部の結線、ボルト止めをしっかり行います。 【21】 プラグに対して線が若干細いのでビニールテープで太くします。 【22】 ビニールテープ部とプラグコード出口がしっかり塞がれシールされています。 【23】 更に、プラグ側からコード側までビニールテープで防水処理をしてバンドクランプで固定します。 今回コードの長さは5mにしています。 【24】 点検窓より、DCモーターの配線を外へ出します。 【25】 配線を外へ出し、電源側コード押さえも外します。 【26】 配線を切断しコードを抜き取ります。 【27】 抜かれた状態。 【28】 新しい5mの配線の4芯プラグと反対側にコード押さえ、リング、防水ゴムを通します。 【29】 コードをDCモーターBOX内へ挿入します。コード内側にはタイラップで抜け止め処理をします。 【30】 防水ゴム挿入。 【31】 更に防水力を増す為シリコンシール剤を塗布します。 【32】 シリコン剤です。 【33】 防水ゴムにリングを当てコード押さえボデーを取り付けます。 【34】 シリコンシール剤が充填されて溢れてきます。 【35】 更に配線ロック部にもシリコンシールを充填し配線ロックを止めます。 【36】 使わない2本線を絶緑処理します。 【37】 使用する4本線とスリーブを使用して接続します。 【38】 点検窓のOリングにグリスを塗布します。 【39】 DCモーターBOX内へ配線を納め Oリングを溝へ入れます。 【40】 キレイにした点検窓を仮置き。 【41】 点検窓を固定します。 【42】 更にコードの出口にシール剤を充填します。 【43】 完了です。 【44】 フィードクランプ2台とコントローラー修理完了です。修理見積もりを先行し了承を頂いてから修理します。 お気軽にお問い合わせください。
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水中ポンプジェットメイト修理
投稿者 :元さん on
≪コーシン工進製水中ポンプジェットメイト修理≫ お客様より、動かなくなったと依頼がありました。 【1】 分解してみました。 分解する写真を忘れてしまいました。 【2】 点検したところ、モーター部アマチュア ベアリングが焼き付き固着して廻りませんでした。 【3】 内部も水アカによる腐食がありましたが磨けば大丈夫でしょう。 【4】 ベアリングを交換します。 【5】 ベアリングを組み付けケースに入れていきます。 【6】 止水のメカニカルシールを交換。 【7】 ポンプインペラを取り付けOリング交換。 【8】 カーボンも交換して組はけ完了無負荷テストOK モーターも元気よく廻ります。 水を通してテストしテストOKで終了です。
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ワイヤーソー油圧モーターの困った!を解消します。
投稿者 :元さん on
≪コンセック製ワイヤーソー油圧モーター≫ スライドブロックに取り付けるためのボルト先端部E型止め輪が 外れてしまって困るとの依頼がありました。 2015.2.追記 画像が手違いで消えてしまいました。 最新の油圧モーターの修理ブログがこちらにもあります。➤ワイヤーソー油圧モーターの修理 【1】 早速点検します。 【2】 確かにEリングなのですぐに外れやすい設計です。 更に、ロックブロックも落としてなくしてしまう事もあります。 ロックブロックは¥21000と高価な部品なので困ります。 【3】 ロックブロックが変形していたのでプレス修理します。 【4】 約3tの圧力で修正しました。 【5】 修正後もノロや鉄粉錆をきれいにします。 【6】 ロックボルトのEリング溝に2.5mm穴あけします。 また、ネジ部を2mm位削り落とします。 【7】 M12用ステンレスワッシャー厚み2.0mmを薄くして1.0mmにします。 ロックブロック、ロックボルト、ステンレスワッシャーを噛ませて割りピンで固定します。 【8】 完成して作動テストOK スライドブロックとのクリアランスが0.5mmくらいしか無いので加工は難しいです。
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